うつ症状:心の不調が栄養素不足から来ていた?
10月のアエラの記事に面白い記事が載っていました:
心や体の不調はストレスや年齢からくるのかと思っていたら、実は体の栄養不足が原因だったかもしれないということが書いてありました。
(アエラの記事参照)
「やる気が出ない、物忘れした」このような症状も実は身体の栄養素不足が問題の原因かもしれないのです。
心療内科に来た患者さんに「あなたは栄養が足りないのよと言われてびっくりする方が多いそうです。」
記事の中でインタビュー受けてる心療内科で「ひめのともみクリニック」の院長:姫野医師
彼女は心療内科医師としてパニック障害やうつ病 の患者さんに対して、カウンセリングと薬などで治療するスタンダードな治療を行っていましたが、 患者さんの中に薬を飲んでも 症状が一向に改善しない人がいることに気がつきました。
そこで気がついたのがもしかしたら原因が違うところにあるかもしれないということで、彼女は自分の病院で」「オーソモレキュラー」=分子整合栄養医学を実践しています。
これは栄養素と食事によって心と身体を改善する療法です。
1960年代にカナダの医師によって発案され、1994年に国際医学会が発足して、国内でも注目を集めつつあります。
例えば鬱病の治療には:足りなくなったセロトニンを体内で効率よく使いまわす薬を使いますが、自分の体内で毎日新鮮なセロトニンを作ることが出来れば薬も少量で済み副作用も抑えられます。
と姫野医師は語っています。
実際私もある友人のお子さんがうつ病に苦しんでいましたが、 ある栄養素まで調べるお医者さんの所に行って鉄不足であることを指摘され、 鉄分を薬で摂取するようになったら、症状が改善したということを私も知っています。
だから栄養素が足りないことで体のや心の不調が出るのは当然だと思います。
鉄分は 鉄は主に体内で酸素を全身に運ぶ働きがあります鉄分が不足すると脳内神経伝達物質も足りなくなりメンタルにも影響を与えます特に女性は鉄不足が多いのでうつ病かもしれない時の女性のうち実際8割の方が鉄分不足だったそうですと記事に書いてありました。
どのような鉄分がいいのでしょう?
ヘム鉄をとるといいそうです。
ヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄があるのですが、吸収率が高いのは:ヘム鉄。
レバー、牛肉、鶏肉、鳥の砂肝、カツオ、あさりなどに多く含まれています。
低血糖症、糖質中毒
また最近ではキレやすい、急に気分が落ち込む、理由もなく不安になり苛々したりする、など糖分の取りすぎが疑われる人がいます。
最近では低血糖症、つまり糖質に偏った 食生活により糖質中毒低血糖症の人が増えているのです。
糖分を食べてセロトニンとドーパミンが体内にたくさん排出され、そして気分がハイになります。
けれどもすぐに膵臓から急に増えた血糖値を 減らすためにインスリンが大量に出されて、すぐに低血糖になってしまいます。
気分が落ち込んだり、上に書いたようなキレやすいなど不安定な状態になってしまうのです。
そして体はまたハイになるために糖分を求めて甘いものを食べたくなるという悪いスパイラルになってしまうというわけです。
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先ほど述べた姫野クリニックにも低血糖症の患者で、 精神症状を訴えてクリニックに来る患者の9割以上が低血糖症上だったということが書かれています。
タンパク質不足
またタンパク質不足も不調になるそうです。
脳は基本的にタンパク質と脂質でできているのですが、脳のエネルギーとなる神経伝達物質の原料もタンパク質です。
ホルモンや神経伝達物質と結合する細胞膜受容体もまたたんぱく質からできているのです。
不足すると神経と神経がうまく繋がらなくなり頭の回転が鈍くなってしまうのだそうです。
1日に取りたいタンパク質の目安は:体重1 kg あたり1.5 グラム。
つまり体重50 kg の場合は50から70 G が目安です。
卵一個から2個肉や魚100 G 豆腐半丁納豆ひとパック豆乳200cc 間食にナッツや小魚これでだいたい1日ぶんだそうです。
様々なタンパク質を1日3回食事の中で組み合わせるのが理想的です。
アエラの記事より。
またビタミン B 群の不足も精神的な不調の原因になることがあるそうです。
例えばやる気が出ない、寝ても疲れが取れない、記憶力が低下したとかなどは:ビタミン B 群の不足のサインかもしれません。
ビタミン B 群はたんぱく質糖質脂質をエネルギーに変えるために不可欠な栄養素で、脳の神経伝達物質の生産にも関わっているため不足するとやる気や集中力の低下に招くと姫野医師は語っています。
血液検査でももちろん数値が分かります。
AERA の記事の血液検査で の記事の血液検査で どの要素が足りないがわかるリストも添付しますが。
アエラの記事参照
もっと便利なものがあるみたいです。
自分の尿で自分の体の中のは何の栄養素が足りないかがわかるサービスです。
お医者さんに不調で行く前に一度、このようなサービスで自分の栄養状態が体の中でどうなってるかを見てから、食事で自分の不調を改善してみて、それで無理だったら病院に行くというのも手かもしれないと思いました。
何事もまんべんなく旬のものを食べて、あれも嫌これもやでなく、本当にまんべんなくタンパク質も 炭水化物も食べるのは大事かもしれません。
私は朝しっかり和食でご飯とタンパク質と野菜を食べます。
夜は軽めです。
昼も比較的軽めだったり重たかった色々ですが朝本当にしっかり食べるので1日の体調はとても良いです。
朝いきなり空きっ腹に缶コーヒー屋エナジージュースだけを入れるのは血糖値が上がってしまうので、 先ほど書いた低血糖症のような症状になってしまうのでよくないそうです。
体内時計リセットも大事
朝は体内時計をリセットさせて、その日の体調を整えために、是非ご飯とタンパク質と野菜をしっかり食べて体を動かしてあげてください。
また夜あんまりしっかり食べてしまいすぎると、 睡眠の質が下がってしまうので、それも良くありません是非賢く自分の食事をコントロールしてみてください。
また自分の不調がもしかしたら体内の栄養不足かもしれないということも考えてみてください。
薬に頼るのではなくてまず食べ物から改善するというのは、医食同源の考えでとても良いことだと思いまし。
ただから今日はこれを記事にしてみました。読んでくれてありがとうございました。
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この記事を書いた私は逗子で整体院をやっています:
ついでにドイツ語日本語の通訳、翻訳もやっています: